子育て 

「くらし」と「お金」を結ぶ


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「くらし」と「お金」のつなぎ方

子どものころから近所に店がなく、買い物の経験がなかなか出来なかった。週に2回来る移動販売車で買うくらい。音楽が聞こえると「ママさんゴーが来たー」と走っていき、好きなものを買う。

この頃 1年生では100円、2年生になると200円、3年生では300円と財布にお金を入れておくようにした。あとは祖父母からもらったお小遣いを貯めておき、こんな時に使う。

時々買い物に出かけたときに財布を持たせて好きなものをにぎらせて、レジに並ぶという経験をさせた。お金を払わないと自分のものにはならない。

スーパーで100円ゲームをしたところ、あっという間に終わってしまい、その後好きなものを買えず、「しなければよかった。」と泣いたこともあった。

2,3歳のころスーパーのおもちゃ売り場の前で、寝転んで大泣きして欲しがったことがあった。夫は先に行ってしまうし、どうしようかと迷ったけれど、それでも買わず、その場を離れた。

「くらし」と「お金」をうまくつなぐには親の「がまん」がいる。

高校生になると、小遣いを1万円にして、そこからきっちり携帯電話代金を親に払わせた。あの頃はまだ、定額制などなかったので、使いすぎれば高額になる。考えて使わないと小遣いがなくなる。そうやって「くらし」と「お金」を結び付けるようにした。

高校生の時、当時はやっていた「アイポット」をネットで買い、製品が届かないことがあった。損害は5千円を超えていた。ネットで買うときはより注意が必要なことを学んだ。

携帯電話の契約を独立させて、毎月自分で手払いするように。

大学生になるといよいよ最終段階。まず、携帯電話の契約を家族から独立させ一人にした。家族割適用からは外れるけれど、それでも金銭感覚のほうが大事。毎月使った分を自分のお金でコンビニで手払いさせた。お金を見て触って払う。この一連の動作が金銭感覚を育てると思った。

大学生時代は家(マンション)から通っていたので生活費はかからなかった。だから別の方法で「くらし」と「お金」を結び付けなければと考えた。2年生のころからは、月5万円×12か月、プラス、夏と春の合宿代10万円×2回分、の合計80万円を年度はじめに渡し、それでやりくりさせた。足りない分は学習塾の手伝いで補っていた。

それに、今どきだから、クレジットカードの使い方も教えておきたい。一応私のカードの親子カードを作り、使い方の心得を指南し、使わせてみて、明細書で管理した。使った分の現金を引き落としの口座に入れる。約束を取り決めた。

少しは金銭感覚も育ったかな。でもまだまだだった。本当のやりくりの経験は自分でアパート探して、敷金払って家賃払って、ガス電気水道料金払うようになった就職後から。

 

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