田舎暮らしの必需品と言えば「軽トラック」。
4WDなら山道を進む。どこまでも進む。前回までの軽トラは2WDだったので、山道で登れなくなり、滑り落ちてしまった。夫のことだ。
その時は、近所の人に頼んで助けに来てもらった。3人で後ろから押してもらい、何とか事なきを得た。ありがたかった。
というわけで、いよいよ、4WDの軽トラが必要だ。
農作業に行くときに必要だ。ちょっとした農具や機械を乗せるため。 (草刈り機や、コンテナかご、鎌や鍬など)。収穫物を運ぶ時にもいる。
夫の父母が高齢になってきたために夫が作業することが増えたから。
夫は地元の車屋さんを数軒まわり、53万円の「モノ」を買うことに決めてきた。
その支払い方がユニークだった。
地域振興の地元のお買物券を40万円分買って(一軒、一人当たり10万円×家族の人数分・4)二割増しの効力で、48万円分の価値。あと残りの5万円だけ現金をたす。
つまり、45万円の支出で53万円のものが買えたというわけである。
店の人の提案だったらしく、私たち素人では思いつかないアイデアだった。
ましてや、地域振興のお買物券の存在など、これまで存在すら知らなかった。お店の人に教えていただき本当によかった。
田舎暮らしは助け合いが基本。
なかなかいい。