私が豆を好きになったわけ
子どものころは豆が嫌いだった。
おとなになるにつれて豆が好きになってきた。
きっかけはずいぶん昔に読んだ小説「チーズと塩と豆と」。
舞台は大好きなヨーロッパ。
食べもの、土地、家族や恋人をテーマとした直木賞作家4人(井上荒野・江國かおり・角田光代・森絵都)が書いたオムニバス形式の小説。
この小説を読んだり、BS放送で映像化された番組をみたりした後から、「豆は地球を救う」と思うようになってきた。
豆は、米作のできない畑でも栽培できるし、寒い地方でもできる。栄養は詰まっているし、なんといっても調理が簡単。
そして、今となってはおいしい。
調理方法を知るうちにバラエティに富んだ、おしゃれな食べ物と思うようになってきた。
もともと夫の母が栽培していたけれど、私が意識するようになって徐々に種類が増えてきた。
我が家で栽培している「豆」
・枝豆 夏のビールのつまみ、ちょっと収穫時期すぎても大丈夫。ちゃんと大豆になる。
・落花生 そのままゆでていただく。バーミックスで粉砕してピーナッツバターに。
・小豆 おはぎ、あんこはもちろんのことぜんざい、赤飯、サラダにも入れてみる。
・スナップエンドウ 初夏の野菜がちょっと切れる時期に登場する。ゆでてマヨネーズつけていただく。シチュー、サラダ、肉じゃがの定番。
・インゲン豆 同じくなんにでも大丈夫、夏の初め頃頂く。天ぷら最高!!
今、収穫の最中は「小豆(アズキ)」
小さなさやの中にルピーのように潜んでいるアズキを少しづつ収穫している。一升瓶2本ぐらい取れれば一年間安心だわ。
今年は初めての経験で、赤エンドウのタネをネットで買った。
NHKのEテレの「グレーテルのかまど」で、赤エンドウ入りのみつ豆やってた。わあ いいな。美味しそう。
その場でネットで検索し、すぐに注文。楽しみ!!
我が家も豆に救われている。
田舎暮らしって美味しい。