隠れ家マンションに、あこがれの「ウイリアム・モリス」のカーテンつける。
1軒目の隠れ家202号室が決まった後、カーテンを見に行った。
ステキなヨーロピアン柄。その名も「ウイリアム・モリス」
薄オレンジの生地にオレンジの模様。
ド田舎に住んでいたのになぜか、ヨーロッパ好き。
あの部屋にこのカーテンを付けたらどんなにステキかしら。
見積ってもらうとなんと、2か所で20万円。
無理だな。
帰宅後、姉に電話した。「残念だけど、あきらめた。」と伝えた。
すると姉。
「買っていいと思うよ。これから、毎朝毎夕、カーテンを開閉するたびにパワーをくれることになると思う。マンションが欲しかったころの自分、マンションを手に入れた時の気持ち、そして、そのためにずっと働いてきたこと、今からも働き続けること、などなどを思うことになるよ。これは生きるエネルギーになるよ。そのカーテンってそんなパワーをくれることになるよ。」
このカーテンは私の「自立の象徴」
確かにそうだ。このカーテンは私の「自立の象徴」になるかもしれない。このカーテンに自分のたどってきた道、叶えた夢のことを重ねて毎朝毎夕開閉しよう。
思い切って、数日後またカーテンショップに行った。
朝な夕な、カーテンを開閉するときに、思う。
「これまで、頑張って働いてきてよかったな。そして、これからも働き続けよう。」と