二拠点生活

7年後、ガンの保険金タネ銭に 2軒目隠れ家606号室に引っ越す 


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当時のこと。がん保険100万円を手にした私。2回目のタネ銭にする。

子どもが、3つ先の駅にある大学に通学中。もう一人の子は東京の大学へ行っている。

この時私はガンにかかった。そして、がん保険100万円を手にした。

落ち込んだけれど、この100万円のかたまりをどう使うか考えた。

100万円は使ってしまえばすぐになくなってしまう。

普通は、医療費に使うと考えるけれど、私は、医療費は月々の生活費からひねり出し、さらなるタネ銭にしようと考えた。この時、私は「ガンには負けない、まだ死ねない。」という半ば意地がわいてきた感じだった。(今となればガンでは死なないことはわかるが)

私は何か、いつか、夢を叶えたくなった時のために、そのまま固めておこうと思った。2回目のタネ銭。

間もなく、隠れ家マンションン202号室の隣の部屋が売りに出た。

もともと物件好き。オープンハウス見学に行き、不動産屋のお兄さんと知り合いになる。お兄さんといろいろな情勢について話していた。私は忘れていたが、この時、私が「3つ先駅の近くに頃合いのマンションがあったら知らせてほしい」とお兄さんに話したということだった。(今思えば、この頃無意識のうちに子どもの通う大学の駅近くに物件あったら引っ越したいと思っていたのかも。)

「3つ駅の近くにマンション欲しいって言ってましたよね。出ましたよ。」

ある日、不動産屋のあのお兄さんから電話をもらった。

忘れていたけれど、そんなこと言っていたんだ。いい話かも。

「まあ冷やかしついでに見に来ませんか。」という誘いに乗せられて見学に行ってみた。本当に冷やかしのつもりだったけれど、行ってみたらなかなかいい。マンション内に掘り当てた温泉浴場もある。

こりゃいい。目が点になって、頭から湯気が出るのがわかる。

いやいや調子に乗ったらいけない。落ち着け落ち着け。

自分一人では決められない

夫に言うと、

「自分の道をいったらいい。どうせ止めてもつっぱしるだろうね。」という。

でも決められない。

次は弟に電話して、再び一緒に見た。弟も「なかなかいい」という。こりゃ突き進むしかない。よし606号室に住み替えだ。

手付金100万円がいるといわれ、すぐにあの100万円がある。と勇気づけられた。2かいめのタネ銭100万円。

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